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陰陽について
東洋医学の基本的な考えに陰陽学説があります。
陰陽学説は簡単に言うと自然界の物事は陰と陽の二つに分けることができるという考えです。
陽に属するものは
太陽 温める 男性 背中側 行動 など
陰に属するものは
月 冷やす 女性 お腹側 鎮静 など
陰と陽は全く別物ではなくお互いに対立・依存しながら絶えず変化している関係です。
陰陽を表わした太極図を見てみると白い部分が多いところは黒い部分が少くなくなるなど、陰陽が場面により変化しているのが分かります。
陰陽を1年で考えると夏至は陽が極まる時、冬至が陰が極まる時、春分、秋分は陰陽が均等な時です。
体内での陰陽のバランスが崩れると体調不良になります。
不眠、不安感や気力不足など自律神経の病気は陰陽のバランスが崩れている可能性があります。
現代人はハードワーク、睡眠不足など習慣的に陰陽のバランスが乱れやすい生活をしています。
体内の陰陽のバランスを調えるには、夜更かしをしないで早く寝る(陰)リラックスする音楽や映像を楽しむ(陰)適度に体を動かす(陽)陽の光を浴びる(陽)などがあげられます。
体調が良くない人は自分が陰陽どちらに傾いているかを考え生活習慣の改善に取り組むと改善することができます。
日頃の生活習慣を改善してもバランスが調わない場合は漢方薬で治療する方法もあります。
気になる症状があればお気軽にご相談ください。