お役立ち情報
夏バテにご用心!
夏が近づくと夏バテで来店される方が増え始めます。
この夏バテの症状は
・食欲不振
・全身の倦怠感
・体が熱い、のぼせる
・頭痛、めまい
など人によって様々です。
漢方薬では、「夏バテにはこの漢方薬」と決まっているのではなく症状に合わせてお選びします。
最近、特に多いのが冷たい物の食べ過ぎ、飲み過ぎで食欲不振や下痢などの症状が出る人!
冷房が効いた部屋で冷たい飲食物をとり過ぎると胃腸の動きが悪くなり消化吸収の機能が低下します。
すると体にエネルギーを補給することができず、だるさなどの症状が出やすいです。
この場合は胃腸を元気にする漢方薬をお選びします。
また汗を大量にかき熱中症になる人も多いです。
中医学では汗を大量にかくと体にとって大事な「気」と「陰」というものが抜けてしまう(気陰両虚)とされています。
元気の「気」と体を潤し冷ます「陰」がなくなるため、だるさやほてり、頭痛などの症状が出やすくなります。
この場合は足りなくなった「気」と「陰」を補う漢方薬が有効です。
そしてそれらは熱中症の予防にもなるとされています。
夏バテを放っておくと夏が終わっても不調が続くこともあります。
早めに対処するようにしましょうね。